決算発表ラッシュもひと段落しましたが、インベスター猫を悩ませる銘柄がまたひとつ増えてしまいました。ダイセルです。
インベスター猫が投資を始めた2017年の秋に購入した銘柄。その後、株価は低迷していましたが、あんまり気にせず長期投資を貫こうと思っていたのですが、決算発表に伴い、なんと二日連続で-10%以上の急落。。。
決算内容についてみてみることにしました。まず、昨年度の実績はこちら。
商品ミックスの改悪、原燃料価格の上昇などで、増収減益。とはいえ、営業利益率だって11.0%あります。製造業で10%を超えるというのは大変であり、めちゃくちゃ悪いわけではないんです。
ちなみにセグメント別では、火工品(エアバック関係)が足を引っ張っています。数量が減少し、大幅に減益になったようです。
そして、株価急落の要因となった業績予想がこちら。
アナリストのコンセンサスは営業利益500億円以上だったようなのですが、430億円とかなりの減少をみこんでいます。ここでもかなり足を引っ張っているのが火工品です。営業利益はなんと2019/3月期の半分になる見込みです(156億円⇒70億円)。
でも、2010/3月~の長期的な業績推移についてみてください。売上も伸びてますし、営業利益も絶対値としては問題ない水準を確保しています。確かにここ数年、営業利益は減少傾向にありますが、これは2016年ころにタカタのエアバックの代替需要による特需があったように思います。
未来への種まきとして、メディカルヘルスケアにも種まきしており、中でもアクトランザラボに魅力を感じます。これって「針のない注射器」ってことだと思うんですよね(違っていたら教えてくださいm(_ _)m)。
大きな成長はしていないけど、リーマンショックでも赤字にならなかったダイセル。堅実な業績推移で、株価が回復してくれることを願います。 また、買い増しも検討します。
↓インベスター猫が投資を始めるきっかけになった本と漫画。投資を始めない限り、いつまでも資本主義に搾取される人生と気づく。おすすめです。
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