昨年末に業績見通しを下方修正して9%下落したユニリーバ。その時に90株ほど購入しています。追加購入について考えてみました。
今の株価を見てみましょう。御多分に漏れず、コロナショックで大きく下落していて、購入時よりまだ下落しています。
直近の株価推移はこちらです。
ユニリーバがいいなと思ったきっかけはこの記事です。ユニリーバは四半期決算の報告を止めて、長期的な成長にコミットしています。これによってデイトレーダーからは大きな反発もあったようですが、長期の機関投資家からは買われているようです。
あと、地域分散が効いている点もポイントです。こちらを見てみると、地域も分散されているし、結構、新興国に強いんですよね。売上の6割は新興国です。
新興国もコロナで影響受けるとは思うのですが、生活必需品が変われなくなることはないだろうし、これからの成長機会になると思っています。
ただ、一個だけ気になっているのが、これからはPBがさらに普及していくのか?という点です。景気後退局面だと、みんな節約モードに変わってPBへのシフトが進んでいくんですかね?
日本だとPBもだいぶ市民権を得てきているイメージです。勝手ですが、アメリカでもトレジョとかPBを扱う小売が増えてきており、先進国では一定の市民権を得ているイメージです。でも新興国ではどうなんだろう?新興国で生活したことがないから、そこらへんは実感がなくて、少し心配です。
次に業績を振り返ってみましょう。
非常に細かいのですが、半期ごとの業績推移です。生活必需品セクターらしく安定しています。半期ベースですが、売上は250億ユーロ、営業利益は40億ユーロ程度で推移しています。
成長投資を行ってきたからだと思いますが、4年半で総資産が100憶ユーロ増え、その分有利子負債も同程度増えています。
続いてCFやマージンを見てみましょう。
フリーキャッシュフローはずっとプラスだし、営業利益率も15-18%程度で安定しています。営業CFマージンも伸びているし、いいですね。
結論。PBが気になるのは事実だけど、すぐに切り変わることは考えにくいので、50-51ドルの間で少し買い増そうかなと思います。
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