ついに最終巻。15年間の連載お疲れさまでした。15年間、いっぱい元気をもらった作品です。
公式あらすじはこちら。
名人・クイーン戦第5試合、最終盤―――! 名人・クイーン戦ともに、第5試合、しかも運命戦。
「読まれたほうがクイーン」という状況で、千早が詩暢に送った札とは…!? 15年間の連載、ついにフィナーレ!!
大学生になった千早に会える番外編も収録☆
15年も経ったんですね~。
かるたなんて珍しいもの扱うなぁというのが最初の感想。
子供時代はちょっと設定にツッコミどころ多いし、主人公は超美少女だし、恋愛メインの予感もありつつ、それまでの作風とそんなに変わらない印象でしたが、
どんどん脱皮して、ひとりひとりのキャラクターを丁寧に描いて、新境地が切り開かれていった作品だったと思います。
青春ぜんぶかけてから言えとか、でもとだっては禁止とか、いまだに心に残る言葉がたくさんあります。
最終巻では先生の教える楽しさと怖さのとことかいいなと思いました。
教師不足が深刻な状況ですが、良い先生が良い労働環境で働ける世の中になりますように。
この作品に出会えて幸せでした。15年間ずっと楽しませてもらいました。
百人一首って、1000年も歌え継がれてきたなんて、なんて素晴らしい文化なのでしょうね。
番外編で新が東京に出てきて、故郷を懐かしむ歌の心情を理解できるようになった、共感した、みたいなシーンがありましたが、
これって多くの人が経験してきたことで、インベスター猫も過去に同じことを思ったことがあるし、それは恋の歌でもそうだし、こうやってたくさんの人が歌に人生を重ねて歌い継いできたのですよね。
この作品のおかげで百人一首がより身近になりました。
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