長期のパフォーマンスでは株式に劣る債券ですが、市場暴落時でも安定した値動きとなる債券をポートフォリオに組み込むことは非常に重要であると感じています。
インベスター猫は株:債券の比率を7:3とすることにしています(でも最近は先行き不透明感もあるし、6:4くらいにしてもいいかななんて思っています。)。
AGG
BND
LQD
SJNK
PFF(厳密にいえば債券ではないですが、優先株の性質は債券に似ていると考えているので、インベスター猫のポートフォリオ上では、高リスク債券ETFとして整理しています。)
現在のポートフォリオが株:債券=7.5:2.5くらいの割合なので、もう少し債券ETFを買い増そうと思い、現在保有していない銘柄で買うとすると、
②投資適格債券の短期ETF
のどちらかかなと思い、それぞれの代表格を調べてみました。
①TLT
残存期間20年超の米国財務省証券で構成される指数と同等水準の投資成果を目指すETF。
安定性はいうことないですね。11/20に調べた時点の分配金利回りは2.10%、経費率は0.15%。意外と低いですね・・・
トータルリターンはこんな感じ。安定しているし、利下げ局面では利回りもより高くなっていることがうかがえます。
②VSCH
バンガード短期社債ETF(Vanguard Short-Term Corporate Bond ETF)は、ブルームバーグ・バークレイズ米国社債1-5年指数のに連動する投資成 果を目指すETF。
11/20に調べた時点の分配金利回りは2.96%、経費率は0.07%。当然ですがTLTよりは高いです。
ポートフォリオはこんな感じ。2,000種類以上の債券に投資しているので、分散は聞いていますが、BBBが46.2%。〇〇ショック時の安定感はTLTよりは低そう。
ん、でもちょっと待って。
BND(AGGでもどっちでもいいんですが)の利回りっていくらだっけ?初めて買ったときは3%くらいでなかったっけ?と思い、確認してみると・・・
11/20に調べた時点の分配金利回りは2.65%、経費率は0.035%。ポートフォリオはこんな感じで、実質的に米国政府リスクが6割強。
以前調べた時よりも経費率が下がっている点も驚きですが、この安心感でVCSHと0.3%しか利回りが変わらないなんて・・・
ということで、色々調べましたが、ひふみプラスの売却で手元に入った資金で結局はBNDを125株(約110万)買うことにしました。
これで年間の不労所得は約2.5万程度増加です。
債券ETFを買ってポートフォリオの激しい値動きを抑えたい方はぜひBND(もしくはAGG)の購入をご検討してはいかがでしょうか?
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