中堅化学メーカーであり、たばこのフィルターに使われる材料やエアバックの一部などを製造。地味だけど堅実な経営をしている印象であることや「PER10倍・PBR1.1倍程度」と割安感を感じたことから昨年購入しました。
11/1に第2四半期を公表したので、その内容を確認してみます。
一言でいうと、、、可もなく不可もなく。
売上は販売増や価格改定で増収。利益については、特別利益を除けば、原燃料価格の上昇や研究開発費の増加で、減益。営業利益率はやや下がるも、12.5%を維持。
期初予想対比で、増収増益となる見込みを発表したことはご立派なのだけど、営業利益率は11.3%まで低下予想。
今期は直近3年よりも設備投資を増やしており、将来への布石を打っている最中の原燃料価格の高騰による一時的な利益率悪化ならいいけど、来期以降も下がるようだと少し心配。
とはいえ、フィナンシャルクライシスのあった2009/3月期も営業利益を計上。FCFもプラスだし、自己資本比率も60%超と資力もある底堅い銘柄だから、しばらくはホールドかな。