記念すべきディズニーアニメーション60作品目。「ズートピア」&「アナと雪の女王」のクリエイターが贈る、待望のディズニーミュージカルです。
映像と音楽がとっても素晴らしくて魔法のような時間でした。つれずれに感想をつづります。
(ネタバレあり)
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- 1.ミラベルはどうして魔法が使えないの?
- 2.どうして世界から魔法が消えたの?
- 3.おば一家の魔法役に立たなくない?
- 4.ブルーノが隠れて一緒に暮らしていることみんな気づいていなかったの?
- 5.なんで最後魔法がもどったの?
- 6.原語の歌にするなら字幕の歌詞にふりがなつけてあげて
- 7.感動したシーン
- 8.吹き替え声優陣
1.ミラベルはどうして魔法が使えないの?
よくわかんなかったですね。「魔法の世界を救えるのは魔法の使えない女の子」という公式キャッチーコピーがありますが、別に魔法使えてもミラベルは家族を救えていた気もします。もし魔法が使えていたらミラベルの性格はずっと違うものになっていて、長姉イサベラみたいに本当の自分を閉じ込めてしまったり、次姉ルイーサのようにプレッシャーで押しつぶされてしまったりしていたということでしょうか。
インベスター猫ががミラベルだったら、家族で唯一魔法がもらえなかった時点でグレるかメンタル病みますね。健気に明るく成長したミラベルすごい。
2.どうして世界から魔法が消えたの?
これもよくわからなかったです。もともとおばあちゃんが家族を守るために必死だったところに魔法を授かったけど、おばあちゃんのせいで家族が苦しみ始めるようになってしまったから(長姉イサベラが本当の自分を閉じ込めてしまったり、次姉ルイーサがプレッシャーに押しつぶされそうになったから)魔法も消えかけたってことで合っているでしょうか?
でもそれだったら、苦しんでいたのはおじブルーノの方が先。家出するくらいですよ?公式の紹介文にも「未来を見ることのできる能力を授かったブルーノは、頻繁に災厄を予言するため、家族たちにとって問題児となってしまい、家族の前から姿を消したのだった…。」と記載あります。ブルーノが苦しんだ時点で魔法も消えてよかったはずなのに、なんでこのタイミングだったのでしょうね?
3.おば一家の魔法役に立たなくない?
おばさんぺパ(天気)、いとこのドロレス(聴力)、カミロ(変身)、アントニオ(動物)のうち、天気と動物は役にたつかもしれないけど、聴力と変身は町のためにどんなふうに役立つんでしょうか?
あと、ストーリーとあんまり関係ないのも残念でした。
ドロレスの聴力でミラベルがおじさんブルーノの予言を見つけちゃったことが広まり話は進展しましたが、あとの魔法はストーリーともなんの関係もないw
もっと絡めた設定だったらストーリーが深まっただろうにと残念です。
4.ブルーノが隠れて一緒に暮らしていることみんな気づいていなかったの?
ドロレスはいつも声が聞こえていたみたいなこと最後に言っていましたが・・・。みんな気づかないってどうやって暮らしていたんだブルーノ。いくら魔法の家だとはいえ。
たぶん10年くらい引きこもっていたのですよね?かわいそうに。
5.なんで最後魔法がもどったの?
家族がまた仲良くなったからでしょうか?だったらミラベルにも魔法のギフトあげたげて、と思ってしまいます。
魔法は消えたままのほうが良かった気もします。大変な時期を魔法で乗り越えたけど、長い年月が経ってみんな幸せになって外の世界も平和になったから魔法ももう必要なくなった、という設定の方が納得できました。
町を囲っていた山もヒビが入ってついに外界との道がつながりましたしね。逃げた人々の人数感だと、数家族しかいなかったのであのままだと人口維持的にも問題出てくるからちょうど良いタイミングなのかなとおもいました。
でも残念なのは現実のコロンビアは50年たってもまだ治安が安定していないということでしょうか。
6.原語の歌にするなら字幕の歌詞にふりがなつけてあげて
子供たちと見に行ったので、今回は吹き替えでみました。スペイン語の歌のシーンがあるのですが、そこでは字幕が漢字ででました。こどもをターゲットにするディズニーさんであれば、ふりがなつけてほしかったですね。
でも、あえて原語の歌にしたのは評価したいです。多様な文化があることが子供たちにも伝わりますよね。ガラパゴス日本では英語に触れる機会はふえてきたとはいえ、スペイン語はまだまだですよね。でも米国ではスペイン語を母国語にするヒスパニック人口も増えておりヒスパニック文化もどんどん浸透してきているので今後その傾向が世界規模で広がっていくことが想定されます。実際、リメンバーミーや今作ミラベルなどヒスパニックを主題にした作品がどんどん増えています。簡単なスペイン語くらいは理解できるように育ってほしいとおもいます。
7.感動したシーン
最後のおばあちゃんの回想は泣けました。家をおわれ、乳飲み子、しかも三つ子を抱えて最愛の人を目の前で亡くして、どんなにつらく悲しかっただろうか。
長姉イサベラや次姉ルイーサが悩みを告白するシーンもよかったです。
弱くてもいいんだよ、本当の自分を押し込めなくてもいいんだよ、というメッセージが伝わってきました。
8.吹き替え声優陣
主役のミラベルは19歳の新人さん斎藤瑠希さんとのこと!すごい大抜擢ですね!
ほかはベテランの俳優さんや声優さんががっちりわきを固めているようですが、その中で異色なのが次姉ルイーサを務めた3時のヒロインのゆめっちさん!とっても上手でした!
まだ見ていない方はぜひみてみてください~。
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